まつぶたトピックス

松阪豚の母豚に敬意と感謝の気持ちを込めた取り組み
こんにちは。松阪豚専門店「まつぶた」です。
先日、四日市食肉公社にて開催された「獣魂慰霊祭」に、初めて参列させていただきました。
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↓
https://matsu-buta.com/report/6053/
この慰霊祭は、私たちの食生活を支えてくれている牛や豚の尊い命に感謝し、供養の気持ちを捧げる大切な式典です。
当日は四日市市内の生産者や販売業者、そして自治体関係者など約130名が集まり、厳かな空気の中、焼香を行いながら命への感謝を一人ひとりが胸に刻む時間となりました。
私たちは日々、命をいただくことで成り立っている商いをしています。
この慰霊祭に参列したことで、あらためてその重みと責任を感じ、企業として「命とどう向き合うか」を改めて考えるきっかけとなりました。
まつぶたの取り組み〜アニマルウェルフェア〜
美味しさの中にある命の尊さに感謝致します
とあります。
私たちは、豚肉を「ただの食材」としてではなく、「命をいただくもの」として扱っています。
そんな想いを含めた企業理念を踏まえ、最近では母豚の有効活用にも取り組んでおり、私たちなりの感謝の気持ちを行動に起こしております。
“グランドマザー” 松阪豚を産んでくれた母豚たちへの敬意と感謝
まつぶたでは、松阪豚を産んでくれた母豚たちのことを「グランドマザー」と呼んでいます。
この母豚たちは、50年以上かけて開発された世界でたった一つの品種「LWヤマコシMIX」であり、松阪豚の美味しさを支える存在です。
しかし一般的に母豚は、役目が終わると「廃用豚」として処理され、市場には出回ることはほとんどありません。
実はそんなグランドマザーも通常の松阪豚とは違った味わいがあります。それは、肉質に深みがあり、じっくり調理することでその旨味が引き立つということ。
私たちは、この通常廃棄されてしまう豚肉を最後まで美味しく食べていただくきたいと考え、共感してくださった飲食店の皆様とともに、皆様へお届けしています。
グランドマザーメニューを提供するパートナー店舗のご紹介
この取り組みに賛同いただいたパートナー店舗様では、グランドマザーを使用したオリジナルメニューを提供いただいています。
月見やぐら&a 様
&aグランマバーグ
松阪daRuma 様
香草パン粉のロースカツレツ、白いボロネーゼ
ひろちゃん様
焼き餃子、自家製チャーシュー
お店それぞれが工夫を凝らし、グランドマザーの新たな魅力を引き出してくださっています。
これからも命の尊さに感謝しながら歩んでいくために
まつぶたでは、食材の向こうにある命の尊さを、決して忘れません。
命をいただくことで私たちの食と暮らしが支えられているという事実。
その重みを胸に、これからも真摯に、丁寧に、美味しさと感謝をお届けしてまいります。
またまつぶたは母豚の有効活用だけでなく、アニマルウェルフェアの視点から、母豚や松阪豚の飼育環境にも配慮しています。
次回のブログでは、こだわりの飼育環境についてお伝えしたいと思いますので、ぜひお読みいただけると嬉しいです。